滋賀の子育て情報誌 ピースマムvol.44
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12質問に答えてくれたのは月々の支出を見直した後は、将来的に家計の収入を増やすことを考えてみてください。昇進・転職・奥様の働き方の変更などです。今のうちにできることは、ライフプランをできるだけ具体的に考え、この先いつ、どんなお金が必要か、そのためにどうやって貯めていくのか計画すること。今すぐは無理でも、貯蓄ペースを上げていくことを目指しましょう。石原 敦子さんファイナンシャルプランナー(AFP)一男二女のママ。主婦目線で分かりやすいコンサルが人気。航空会社CAからFPへ転身という異色の経歴の持ち主。収 入家計の収入を増やす保険は家の次に高い買い物と言われており、月3万円の掛け金を60歳まで払うと1152万円となります。この掛け金を払って、60歳以降どんな保障が続きますか?いくら受け取れますか?見直しのポイントは、保障内容・支払い期間・保障期間・掛け金が年齢とともに上がらないかです。必要であれば、健康なうちに見直しをしておきましょう。現状を確認し、必要であれば見直しを!携帯を格安スマホに変更することにより月数千円程度が節約できます。また、ネット通信費とセットにすると割引があったり、電力自由化により、光熱費とネット通信費やスマホ代がトリプルでお得になる会社も出てきました。ご家庭の使用状況に応じて賢く選択しましょう。プランを見直しましょう携帯料金保 険check!収 入支 出月収 280,000円月収 55,000円児童手当 30,000円収入合計  365,000円年 700,000円支出合計  312,400円パパ 28歳・会社員ママ  28歳・パート子ども(2人)ボーナスIさんのお悩み水道・光熱費がどうしても高くなり困っています。別の部分で節約をして、家計を見直したいのですが、どこを見直せばいいのでしょうか?また、貯蓄のペースを増やすためには何をすればいいのでしょうか?水道・光熱費が高くて困っています。家計のどこを見直したらよいのでしょうか?パパ 28歳 (会社員)ママ 28歳 (パート)長男 3歳長女 1歳家族構成 食費 40,000円 水道・光熱費 25,000円 TV・通信費 6,000円 電話(携帯2台分) 10,000円 こづかい(パパ) 30,000円 こづかい(ママ) 10,000円 ガソリン 5,000円 医療費 0円 衣服・雑貨 5,000円 50,000円 30,000円 (保育園代) 40,000円 7,000円 10,000円 6,000円  車検代・車保険・車税金など 8,400円 30,000円総務省統計局の家計調査によると、昨年の4人家族の水道・光熱費の平均は毎月22,221円となっていますが、小さいお子さまが2人もいれば水道・光熱費は高くなるものです。一時期のものと割り切ることも大切ですね。ただ、家計を節約しても、浮いた分はあると使ってしまうことが多いので、教育・住宅・老後・車の購入など、目的を決めて計画的に貯めていくようにしましょう。お子さまが小さく、住宅費が抑えられている今が貯め時であり、貯蓄できる仕組みを作っておきたい時期です。まずは、家計の現状と将来のライフプランに夫婦でしっかりと向き合ってください。今は月々ゆとりがあり、ボーナス分も貯められていますが、使う時期や目的に合わせ貯蓄方法を変えることも、これからの時代は必要となってきます。お金の使用目的を決めることで貯蓄意識もアップ!使う時期に合わせて貯蓄方法の変更も検討してみましょう。石原さんからのアドバイスIさんの家計簿ファイナンシャルプランナーの石原さんがアドバイス!基本生活費 家 賃 保 険 学費お子さま習い事 レジャー費 雑 費  車  貯 蓄

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