滋賀の子育て情報誌 ピースマムvol.38
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収納のプロに聞く!片付けの基本は「要不要に分ける」「モノの指定席を決める」「使った後、元の場所に戻す」の3点です。要不要に分ける段階で本当に必要なものだけになっているか?モノの指定席は出しやすく、しまいやすい場所にしてあるか?という点について検証してみましょう。5人の子どもを育てながら、整理収納アドバイザー1級を取得。「片付けられないのは性格のせいでも、忙しさのせいでも、ましてや怠け者だからじゃない! 片付けは誰からも習っていないから出来なくて当たり前。やり方と手順が分かれば誰でもできます。片付けは幸せになるための一つの方法です♪」片付けても、気がつくと散らかっています。リバウンドしないお片付けの方法を教えてください。子どもがお片付けをできるようになるにはどうしたらいいでしょうか?片付けの「基本の3点」を考えてみましょう。調味料を同じケースに入れてコンロ近くに並べる…というような見せる収納は、見た目は素敵ですがお掃除が大変。油は想像以上に飛び散ります。汚れが付きやすい場所は「よく使うものも収納する」を心がけると「お掃除がとても楽=使いやすいキッチン」となります。片付け嫌いにならないようにしてあげることが大事だと思います。「片づけなさい」は、実はとてもあいまいな言葉です。子どもさんと一緒に「今使っているか使っていないか」を聞き、親子で一緒に使うものの指定席を決めます。そして「片づけて」ではなく「あった場所に戻してね」「お家に戻してあげて」と声をかけることで片付けやすくなります。きちんと片付けられたら「気持ちいいね!」「すっきりして良いね!」と、前向きな言葉でほめてあげてください。きっと、お片付けが好きになります。そして、自分でできた!ほめられた!うれしい!から、自己肯定感も上がってきます。キッチンを使いやすく、なおかつスッキリ見せるコツとは?思い切ってよく使うものも収納を!具体的な声かけを。できたらほめてあげましょう。▲元々は片付けられなかったという岩城さん。子ども部屋を片付けたら、成績もUPしたそうです♪▲岩城さん家のキッチン。本当に何も置いてありません!Q2Q3AAA岩城 美穂さん子だくさん整理収納アドバイザー(高島市在住)AfterBeforeキレイに片付けても家の中がすぐ散らかってしまう、子どもにお片付けの習慣をつけさせたい…お片付けに関する様々なお悩みへのアドバイスを、整理収納アドバイザーの岩城美穂さんにお聞きしました。お片付けのコツ一番大切なことは、「ものを持ちすぎない」こと。ものが増えたから棚を買う、収納グッズを買う、という発想ではなく、「今ある収納に収まる量を持つ」「今ある収納(空間)を生かしてものを収納する」ことを考えてみてください。「必要なものを必要なだけ」という感覚が身につくと、時間もお金も節約できて本当の意味で豊かな生活になりますよ。kataduketanoshiina!pikapika nisuruzo...19

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